【2017/05/05】北京で2年ぶりの深刻な黄砂、「黄色の霧」に覆われる

情報源:産経ニュース

日時:2017年5月5日

記事内容:
北京市気象台は4日午前5時30分、砂塵青色警報を発令した。砂ぼこりと黄砂の飛来による影響を受け、4日早朝から昼にかけて、北京では視程がかなり低下するため、注意を呼び掛けている。
中国・北京市は4日、内モンゴル自治区方面から飛来した黄砂に覆われた。北京市気象台は同日早朝、今年初となる黄砂に関する警報を発令。中国メディアによると同市は2015年4月以降で最も深刻な砂ぼこりに見舞われた。
この日、北京市内は黄色がかった霧に覆われたような状態が続き、視界が悪くなった。黄砂は大気汚染を引き起こし、市内では粒子状物質「PM10」の濃度が1立方メートル当たり2000マイクログラムを超える観測地点が続出。世界保健機関(WHO)が定める環境基準値(年平均)の百倍に達し、街中ではマスクをした人の姿が目立った。

【2017/04/28】「必要なだけ資金投入」、大気改善へ首相

情報源:YAHOO NEWS・NNA

日時:2017年4月28日

記事内容:

中国の李克強首相は26日、国民の不満が高まっている大気汚染への対策に「必要なだけ資金を投じる」と述べた。「国民が最も解決を望んでいる問題の一つだ」として、政府として最優先課題の一つと位置づけて取り組む姿勢を強調した。

李首相が同日主宰した国務院(中央政府)常務会議では、多部門が連携して大気汚染の科学的研究を進めることを決めた。環境保護省を中心に、科学技術、農業、工業情報、気象、衛生の各政府部門や中国科学院、大学などの研究資源と専門家を結集。京津冀地域(北京市、天津市、河北省)とその周辺で秋冬に深刻化する大気汚染の原因や、重点産業における汚染物質の抑制技術、国民の健康対策といった課題を集中的に研究する。中央財政から資金を拠出し、明確なロードマップと期限を定めて取り組む構えだ。

【2017/05/04】北京近郊に環境共生都市=日本の経験取り入れ―中国「雄安新区」

情報源:YAHOO JP/時事通信

日時:2017年5月4日

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【雄県(中国河北省)時事】中国の首都北京に隣接する河北省に、新都市「雄安新区」が建設される。

学術都市として知られる茨城県つくば市など、日本の経験も取り入れ、環境共生型の街づくりを目指す。習近平国家主席は「千年の大計」と位置付け、中国史に残る偉業であることをアピールしている。

◇研究機関の誘致図る

「4月1日の構想発表後に不動産売買が突然禁止され、マンション建設も止まった」。新区の一部となる河北省雄県の男性(55)は興奮気味に話した。

新区予定地の住宅値上がりを見込む投機筋が北京から殺到し、価格は一気に5倍に急騰。当局は直ちに不動産仲介業者の店舗閉鎖などで抑え込み、「並々ならぬ意気込みを感じた」(男性)。

北京から高速道路で2時間弱。住民に尋ねながら、新区の中心部となる場所にようやくたどり着くと、見渡す限りの小麦畑が広がっていた。観光地となっている湿原「白洋淀」が隣接する。

この緑豊かな地に、研究機関や先端産業を誘致し、環境に配慮した未来型都市を築く計画。しかし、工業に依存して高度経済成長を遂げた中国にとっては、前例のない手探りの大実験となる。

◇歴代指導者を意識

そこで目を向けた先が日本。日中関係筋によると、中国は4月下旬に訪日視察団を派遣した。河北省幹部を団長に計十数人が、つくば市や、千葉県柏市の環境共生地区「柏の葉スマートシティ」を視察し、経済産業省などの担当者とも意見交換した。

習主席は歴代指導者の都市建設を意識しているといわれる。深セン経済特区(広東省)はトウ小平、上海浦東新区は江沢民・元国家主席が主導し、共に経済発展に大きく貢献。習氏は今年秋の共産党大会で、雄安新区を自らの実績として誇示するとみられる。

2022年、北京首都圏では冬季五輪が開催される。北京、天津、河北省を結ぶ鉄道網が急ピッチで整備され、新区にも乗り入れる計画だ。