情報源:人民網
日時: 2017年10月26日
記事内容:
中国では最近、海外からのゴミ輸入を厳しく取り締まり、注目を集めている。欧米の一部メディアは、自国の収入と雇用に大きな影響が及ぶと報じた。しかし中国の民衆と政府は、これを支持している。
中国海関(税関)総署は今年、「国門利剣2017」合同特別プロジェクト行動を展開し、工業廃棄物、電子廃棄物、生活ゴミ、プラスチックゴミなどの密輸撲滅を中心内容とした。全国税関密輸取締部門は1-6月にかけて、固形廃棄物刑事案件146件を処理し、26万トン以上の廃棄物が確認された。
環境保護問題への重視が中国で高まっており、政府と人々の共通認識も高まっている。中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)の報告では、「生態文明体制改革を加速させ、美しい中国を建設する」と強調された。また政府を中心となり、企業を主体とし、民間組織と一般大衆が共同参画する環境ガバナンス体系を構築すると明らかにした。