情報源:人民網
日時:2018年4月23日
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北京で22日に開催された第19回中国国際模型博覧会で、多くの来場者が小型炊飯器のような形をしたドローンに注目した。これは中国航天科工集団が開発した中国初の民間用小型ダクトファンドローンとなる。科技日報が伝えた。
このドローンはぽっちゃりした子供の体型ように、大きな頭に細い首、丸々とした体という独特な外観をしている。高さは約20センチ、重さは250グラムほどで、手のひらに乗るサイズだ。中国航天科工集団第二研究院第二総体設計部高級エンジニア、「天空工場」ドローンチーム責任者の何宇氏は「同製品は特に狭い空間での垂直離着陸、往復、急旋回と、関連作業の展開に適している。飛行の安全性と稼働効率が高く、さらにコンパクトで機動性が優れているといった長所がある。地上や人間のすぐ近くを安全に飛行することが可能」と述べた。このドローンは捜索救助や複雑かつ狭い環境の飛行偵察、室内警備、科学研究・教育、娯楽・ショーなどに用いることができる。また同チームはユーザーの需要に基づき、外観をカスタマイズできるという。