【2019/05/24】第三国開発協力へ日中協議=北京で局長級

情報源:SPCディリーチャイナ

日時:2019年5月24日

記事ポイント:

日中両政府は23日、第三国でのインフラ開発協力に関する局長級協議を北京で初めて開き、両国が現在行っている援助の対象国や内容を紹介し合った。日本外務省筋が記者団の取材に述べた。チャイナ・ウオッチが北京発共同通信電として伝えた。

協議には日本から外務省の梨田和也国際協力局長、中国から国家国際発展協力署の田林国際協力局長が出席した。

記事内容:第三国開発協力へ日中協議=北京で局長級

【2019/05/14】専門家が予測する今後の中日経済貿易協力の10大重点分野

情報源:人民網

日時:2019年05月14日

記事ポイント:

国際学術シンポジウム「国際情勢変動下の中日関係:実務協力と未来展望」(主催:中国社会科学院、運営:中国社会科学院日本研究所)が12日、北京民族飯店で開催された。人民網が伝えた。張副所長は、中国が経済モデルの転換に伴い質的発展を一層重視するようになることから、今後中日経済貿易協力の重点となりうる分野として以下を挙げた。

(1)グローバル・バリューチェーン、産業チェーン、サプライチェーン間の協力。

(2)省エネ・環境保護、エコ・低炭素、経済分野の協力。

(3)世界の最先端分野の協力。例えば、AI、ロボット、宇宙開発生命科学など。

(4)高齢社会への共同対応、医療産業、介護などの協力。

(5)農村建設、現代農業、食品安全分野の協力。

(6)観光拡大、現代的サービス業の協力。

(7)金融分野の協力。マクロ経済政策の意思疎通を強化する。

(8)防災・減災分野の協力。

(9)第三国市場協力。中日両国は第三国市場協力で中日経済協力の新たな場を開拓した。「1+1+1>3」という多国間のウィンウィンの効果を得ることができる。現在中日はすでに52件の合意に調印しており、総額は180億ドルに上る。今後はこうした合意をどう確実に実行し、根を張り、花を咲かせ、実を結ぶようにするかだ。

(10)制度化された様々な協力の強化。中日韓FTAの他、早期に中日間のFTA、中国とCTPPTとの協力などの問題を検討すべきだ。

記事内容:専門家が予測する今後の中日経済貿易協力の10大重点分野

【2019/05/10】日本、水素エネルギーの発展を積極的推進

情報源:人民網

日時:2019年5月10日

記事ポイント:

日本の神奈川県横浜市にある横浜臨海公園から瑞穂ふ頭の方を眺めると、巨大な風量発電装置が目に入る。風力発電装置は人気のない郊外に設置されることが多いが、この高さ78メートル、風車の直径が80メートルになる装置は都市部にあり、横浜市と日本の関連企業が協力して展開するモデルプロジェクトだ。発生した電気は水電解装置による高圧水素の生産に利用され、水素は京浜臨海地区の青果卸売市場で活躍する水素燃料電池ターレット式構内運搬車12台に供給されている。風力エネルギーから電力へ、さらに水素エネルギーへというプロセスの中で排出されるのは水だけで、温室効果ガスや有害な気体は排出されない。

記事内容:日本、水素エネルギーの発展を積極的推進

【2019/05/08】上海の路線バス、下水油を混合したバイオディーゼルを使用開始

情報源:人民網

日時:2019年05月08日

記事ポイント:

「地溝油」(下水油)を宝に変えるにはどうするべきだろうか。実は、地溝油は自動車の「飲み物」になるという。上海市の路線バス2000台以上が7日、地溝油が混じったB5バイオディーゼルの使用を正式に開始した。中国新聞網が伝えた。

記事内容: 上海の路線バス、下水油を混合したバイオディーゼルを使用開始