【日本語情報】「江蘇省土壌汚染防治条例」

記事ポイント:

生態環境を保護と改善し、土壌汚染の防止・大衆の健康・土壌資源の安全利用を保障し、生態文明の建設を推進し、経済社会の持続的可能な発展を促進するため、江蘇省人民代表大会常務委員会が「江蘇省土壌汚染防治条例」を正式発表した。2022年9月1日より施行となる。

【抜粋】
●いかなる企業・機構・組織・個人は、土壌保護、土壌汚染防止の義務を有する。土地使用権者が土地の開発利用活動を従事し、企業・機構・その他の生産経営者が生産経営活動を従事する場合、有効な措置を講じて土壌汚染を防止・減少し、土壌汚染に対して法律責任を負う。土壌汚染責任者は、土壌の汚染リスクコントロールと修復の義務を負う。
●土壌汚染責任者が不明確あるいは紛争がある場合、国家の関連規定に基づき認定する。土壌汚染責任者を認定できない場合、土地使用権者が土壌の汚染リスクコントロールと修復を実施しなければならないことを明確にした。
●土壌の汚染リスクコントロール、修復活動を実施する場合、専門の第三者機構に委託して行うことができる。
●土壌汚染状況に対する全面調査、詳細調査・観測、現場検査で生態環境あるいは人間の健康に不利な影響をもたらし、土壌汚染リスクがあるおそれがあることを表明する建設用地のエリアは、区のある市の生態環境主管部門が法に従い土地使用権者を要求して土壌汚染状況調査を行わなければならない。

●用途が住宅・公共サービス用地に変更する場合、変更する前に規定に基づき土壌汚染状況調査を行わなければならない。

記事内容:「江蘇省土壌汚染防治条例」

【2022/04/26】中国の超低排出石炭火力発電機が10億kW超に

情報源:人民網

日時:2022年04月26日
記事ポイント:

電力計画設計総院がこのほど開催した全国石炭火力発電「3改連動」典型的ケース及び技術説明会では、国家エネルギー局の余兵副局長は「2021年末現在、中国の超低排出の石炭火力発電機は10億kWを超えており、省エネ改造規模が9億kW近く、柔軟性改造規模が1億kWを超えている。第13次五カ年計画(2016−20年)以降、中国の石炭火力発電機が排出する煙塵、窒素酸化物、二酸化硫黄などの大気汚染物質が社会全体の総量に占める割合は10%未満となっている。中国は世界最大のクリーン石炭火力発電供給体制を構築している」と説明した。人民日報が伝えた。

記事内容:中国の超低排出石炭火力発電機が10億kW超に

【2022/03/11】第14次5カ年規画における水使用総量と強度のダブルコントロール目標の通知

情報源:水利部、国家発展改革委員会
記事内容:
中国・水利部と国家発展改革委員会は3月11日、「第14次5カ年規画における水使用総量と強度のダブルコントロール目標の通知」を発表した。
■主要目標:

※水使用総量は6,400億立方メートル。

※工業生産増加額(付加価値ベース)1単位当たりの水使用量は、2025年までに2020年比で16%引き下げる。

記事リンク:第14次5カ年規画における水使用総量と強度のダブルコントロール目標の通知

【2022/04/01】中国のCO2排出量ピークアウト、122億トンに達する2027年に実現

情報源:人民網

日時:2022年04月1日
記事内容:

中国工程院は3月31日、北京で重要コンサルティングプロジェクトの成果報告書「中国CO2排出量ピークアウト・カーボンニュートラル戦略及びルート」を発表した。同報告書は、「積極的で能動的な行動、社会全体の共同努力により、中国のCO2(二酸化炭素)排出量は2027年頃にピークアウトし、ピーク値を122億トン前後に抑える見込みだ。これを踏まえた上で発展モデルの根本的な転換実現を推進し、2060年前にカーボンニュートラルを実現できる」とした。科技日報が伝えた。

記事リンク:http://j.people.com.cn/n3/2022/0401/c95952-10078931.html